ミサンガは、プロミスリングとも言い、手芸の組み紐の一種である。刺繍糸を何本もあわせて編み模様をつける。
手首や足首などに巻きつけて使用し、紐が自然に切れたら願いごとがかなうというジンクスもある。
1990年代前半、Jリーグ開始当初のサッカーブームと共に、アメリカやヨーロッパのサッカー選手がチームの勝利を願って身につけていたものがきっかけとなり流行した。中高生やスポーツ選手に根強い人気がある。
2004年プロ野球オールスターゲームでは、古田敦也をはじめプロ野球選手が、プロ野球再編問題で2球団合併反対、1リーグ制反対の願いを込めて12球団のイメージカラーをもとに作ったミサンガを使用したことで話題となった。
ミサンガの語源はポルトガル語であるが、本来の意味はビーズ(チェーン)であり、日本で呼ばれている紐だけのものをミサンガと呼ぶのは間違いである。
プロミスリングという名称は、英語では、恋人同士などを互いに表現する金属指輪の一種を指すことが一般的である。
シンプルなミサンガであれば、基本的な編み方を知ることで、初心者でも比較的簡単に作ることが出来ます。
また、ミサンガの材料は安価であり、編み方を知れば簡単に作ることが出来ます。もちろん模様や文字の入ったミサンガの編み方はレベルが高く、経験がないと難しいでしょう。
まずはシンプルな編み方を知り、編み方が身に付いてきたら模様や文字の入ったミサンガにチャレンジしていくと良いでしょう。
初めての人は、まずはシンプルなミサンガ編みに挑戦しましょう!
材料
100cm程度の刺繍糸×3色、固定するもの(ピン・テープ・クリップ等)
ミサンガの編み方:結び始め
最終的にミサンガの両端を結んで手首や足首に巻くわけですから、ミサンガの両端は結びしろが必要です。結びしろは輪っかにするやり方とひも状のやり方がありますが、簡単なひも状をおすすめします。
まず100cm程度に切った刺繍糸を束ねます。端から20cm程度のところで刺繍糸を固結びし、その結び目を用意したピン・テープ・クリップ等で固定します。その20cmの部分を三つ編みすれば結びしろとなります。結びしろが出来たら改めて固定し直して下さい。
ミサンガの編み方:ミサンガの基本編み
まずは3本ある刺繍糸を左・真ん中・右に分けます。3本が絡んでいる状態だと上手く結べませんので注意して下さい。ミサンガの編み方は基本動作の繰り返しですので、最初の一目が編めれば後は同じ事の繰り返しになります。
編み方ですが、左の糸を真ん中の糸に2回、右の糸に2回巻きます。すると、左にあった糸は右に来ていますね。その状態で、左になった糸(真ん中にあった糸)を真ん中2回、右2回という動作を十分な長さになるまで繰り返せば、ミサンガの本体部分が出来上がっていきます。
ミサンガの編み方:結び終わり
結び終わりも、結び始めと同様に固結びと三つ編みで結びしろを作って下さい。結びしろの作り方は先ほどと同様です。
以上がシンプルなミサンガの編み方です。ポイントは糸をしっかりと張って編むことですから、ミサンガ本体が長くなってきたら、こまめにピンやテープで固定すると上手く編め事ができます。
ミサンガの編み方
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